今回はカナダに留学や移住の予定のある学生やご家族に向けて、カナダ在住の私がカナダに来る上で知っておいた方が良いやってはいけないNG行為を紹介します!
当記事ではNG行為のレベルを3段階に分けています。最初が一番肝心のトラブルや身の危険を回避するためのものです。
次にカナダでの常識的なマナー、最後に暮らしに慣れてきてから意識するべき気遣いなどについて書いています。
それぞれのポイントで三つずつ具体的なNG行為を紹介しています。ぜひ日本との違いを楽しみながらお読みください!
Contents
【最重要】絶対にやっては行けないこと

安全に関わるNG行為
NG行為① 治安の悪い場所に行く
カナダは世界と比べて比較的治安のよい国ですが、銃撃事件や誘拐など日本では考えられない事件はたくさん起こります。大前提として治安の悪い地域には行かないよう心がけましょう。
予め訪れる町の治安の悪い場所を調べておいて、極力そこへ行くのは控えることを強くおすすめします。
銃撃事件や誘拐は少し大袈裟な例ですが、良くある事件ではこのようなものがあります。
- 薬物や酔っぱらったホームレスの人に絡まれる
- 薬物を勧められる
- 強引な窃盗やカツアゲ
- 車上荒らしなど
NG行為② 夜中に一人で出歩く
夜中に1人で出歩いたり、夜中に公共交通機関に乗るのはやめましょう。夏は日が長いので多少は大丈夫ですが、冬などは暗くなるのも早いので特に気を付けましょう。
恐喝、強姦、強盗、全てあなたの身にも起こりうる事件です。
もし、やむを得ず暗い道を登校・出勤などするときは極力人の多い道を通る、または自転車を使いましょう。
公共交通機関を使うときは、電車であれば他に人のいる車両、バスであれば運転手さんの近くに座るなどすることでトラブルが避けられると思います。
NG行為③ 学校で喫煙をしている子と友達になる
学生で電子タバコや喫煙をしている人と関わることは必ず避けましょう。
カナダでは高校生くらいから電子タバコや喫煙をし始める子がたくさんいます。このような子たちと一度仲良くなって喫煙をしてしまうと、マリファナ(大麻)や他の薬物への道にも繋がりかねません。
オンタリオではマリファナは合法です。
実際に、私の学校でも喫煙をしている人は何人もいますし、どの高校にもいます。
カナダの政府の調査によると、カナダの学生は75%が飲酒、26%が喫煙、26%がカナビス使用を一度はしたことがあると報告されています。約5人に1人の確率と相当大きな割合ですね。
次回の記事でカナダでの友達の作り方と、友達の正しい選び方について取り上げていますので、そのような学生の避け方は是非そちらを参考にしてみてください。
法律に関わるNG行為
この部分は知っておいて損はないですが、未成年の学生さんには関係のないことが多いので飛ばしてもらってもかまいませんよ。
NG行為① 公共の場での飲酒
オンタリオでは公共の場での飲酒が厳しく禁じられています。日本のように道路や公園で飲酒することは出来ないので、気を付けましょう。
NG行為② 室内での喫煙
NG行為①に続き、今度は室内での禁煙についてです。基本的にオンタリオでは室内で喫煙をすることは禁じられています。
また、自分の乗用車などに乗っている際も15歳以下の子供が乗っている場合、喫煙は禁じられています。
公共のビルの入口付近で喫煙をすることも白い目で見られるので、きちんと場所を選びましょう。
NG行為③ 10歳以下の子供を1人にさせる
カナダでは日本と違い、子供を1人にさせることは基本的にありません。子供が大きくなれば話は別ですが、10歳以下の子供の場合は常に付き添いが必要です。
留守番なども1人でさせてはいけないという法律、そして風習もあるので保護者の方や兄妹がいる方は十分気を付けましょう。
学校も子供の安全を最重要としいるので、学校とのトラブルを避けるためにも子供がある程度大きくなるまでは送り迎えもきちんとしてあげましょう。
【重要】これらのマナーには気を付けよう!

レストランやお店でのNG行為
NG行為① チップを払わない
チップはたとえ学生でもきちんと払いましょう。カナダではレストランや美容院など、サービス・接客業をしている所ではチップを払うことが常識的なマナーです。
カードで払う場合は、全体の8%、15%、20%というようにセレクト出来るようになっているので、その時の気持ちによって多め、または少な目にチップを設定します。
もし現金で払うときはここまでの計算は必要ないです。大体このくらいかな?と思う分チップしてあげましょう。
学生の場合は、お店の人が金銭面のことを理解してくれていることもあります。そういった人は、おつり分だけのチップで喜んでくれる優しい人もいます。

学生の皆さん、
金欠の時は申し訳なさそうにおつりの分だけチップしましょう(笑)
NG行為② きちんとしたレストランでウェイターを急かす・呼ぶ
日本とは違い、きちんとしたカナダのお店ではウェイターが席に回ってきます。このようなレストランでは、店員を読んだり急かすことは失礼に当たるので気を付けましょう。
ウェイターが様子を伺いに来るまで、ゆっくりメニューを見ながらお店の雰囲気を楽しみましょう。
NG行為③ 食事のマナーがなっていない
日本ほどではないですが、食事のマナーはカナダでも重要視されます。
カナダの食事で意識するのは次のことだけで大丈夫です!
クチャラーは誰でも嫌ですし、汚らしい食べ方をするのも良くありません。しかし、お皿を持って食べる、飲み物を注いであげるなどのマナーは日本特有で、カナダでは変に思われたりします。
- 口を開けたり、喋りながら食べない
- 零さずきれいに食べる
- フォークは左手、ナイフは右手
- お皿がキーキーしないように食べる
- ご飯、パスタ、スープをすすって食べない
日本人の私たちに取ってはこのくらいのマナーは当たり前ですね!
食事は一品ずつ運ばれて来ますが、先に来た方から食べて大丈夫です。食べるペースなども気にせずに、その場の時間を楽しみながら過ごしましょう。
初めて話す人とのNG行為
NG行為① 軽率な発言によるマイクロアグレッション
多文化社会特有の問題、マイクロアグレッションに気を付けましょう。

説明しよう!
マイクロアグレッションとは私たちが無意識の間に持っている偏見がちょっとした言葉や行動に現れ、相手を傷つけてしまうことを指します。
例えば、カナダ生まれカナダ育ちですが、韓国人の両親を持った人がいるとします。その人に対して、
どこの出身? 韓国人だよね?
などと言ってしまったり、急に韓国語で喋りかけたりすると本人が嫌な思いをすることがあるかもしれません。
カナダでは様々な性別、人種、宗教の人が当たり前に混在しています。なので、特に初対面の人とは無意識の間に傷つけないよう気を付けましょう。
出身を聞くときは、「Where were you born?」
人種を聞きたいときは、「What is your background・What is your ethnicity?」
などという言葉遣いをすることをおすすめします。Where are you from?と聞いてしまうと、出身を聞いているのか、人種を聞いているのかわからないのです。
NG行為② いきなり踏み込んだ話をする
初対面で踏み込んだ話をするのは控えることをおすすめします。
政治、宗教、セクシャルマイノリティ、人種差別などに関しての賛否が別れる話題は初対面の間はNGです。
人によっては恋愛の話や家族の話ですらあまりしたくないという人もいます。そういった場合は、
「その話はあまりしたくないのだけど。。。」
などと言ってくれるのでその時は深堀せずにごめんねとだけ伝えましょう。
また、私の周りではゲイやレズビアン、アセクシャルなどの人や、プロナウン(代名詞)がHe/Him、She/HerではなくThey/Themだったりする人も多いです。
初めて会った人にカミングアウトされても、むやみに驚いたり話を詳しく聞いたりせず、快く「オーケー!」と答えてあげましょう。
NG行為③ デリカシーのないジョークや高圧的な発言をする
デリカシーのないジョークや高圧的な発言はやめましょう。
カナダでは宗教や性別、人種も多様な分、彼らを対象とした冗談は受け入れられないことが多いです。
特にマイノリティに対する差別的な発言は初対面だけでなく、仲の良い友達との間でも避けましょう。
また、自分を馬鹿にするような自虐ネタも行き過ぎると引かれてしまったりするので気を付けましょう。
日本ではある程度友達と仲が良くなると、
- 黙れよ笑
- 死ねよ笑
- 殺すぞ笑
などという言葉遣いをする人がいます。日本語では冗談ぽく聞こえても、英語でそのようなことをいうと冗談としても捉えられませんし、洒落にならないのでやめましょう。

近いうちに、カナダ人の冗談に関しての記事も書く予定なので、それをチェックしてあなたもカナディアンジョークの達人を目指しましょう!
【大切】これが出来たらカナダ人の仲間入り!?上級者向けのマナー

通行するときのNG行為
NG行為① 周りの人との距離が近すぎる
日本人がカナダの公共の場で歩いているとき、周りの人に近すぎた距離で歩いてしまっていることがありあます。
もちろんそこまで大事なことではないので、ほんの少し意識する程度で良いのですが、カナダでは人との間に少し大きめの間隔を保ちます。
私が日本に一時帰国したとき一番違和感に思えたのは人と人との距離です。日本では人口が多い分、歩いているときの人との距離も近いです。
対してカナダでは人口は少ないですし、歩道も大きいです。なので、カナダ人の基準では日本の2、3倍感覚を開けてお互いのスペースを意識しながら歩いています。

これは公共の場に限ったことで、友達間での距離はもちろん近いですよ!
NG行為② 車を警戒していない
カナダ人の運転は日本と比べて荒いです。それも相当。
停止サインで止まらなければ、曲がるとき歩道を確認しない。そんなドライバーに轢かれそうになることも良くあります。
周りの車を見ずに歩くのは日本以上に危険なので、 スマホ歩きや音楽を聞きながら歩くのは基本的に控えましょう。
歩いているとき、または自転車に乗っているときはきちんと車を見ながら安全に歩きましょう。
NG行為③ 計画的にトイレに行かない
家でトイレに行かずに出かけてしまうのは危険です!
カナダには公衆トイレがほとんどないし、基本的に汚いからです(笑)
レストランやカフェなどにはあることが多いので、建物を出るときはトイレに行きましょう!
急におなかが痛くなったり、トイレにどうしても行きたくなったら、飲み物を買うついでを装ってスタバのトイレを借りて解決です!
公共の場でのNG行為
NG行為① 相手がくしゃみをしたときBless youを言わない
カナダでは知らない人でも、相手がくしゃみをしたら「Bless You」というのがマナーです。

「良くなりますように」や「悪化しませんように」などという意味合いを持っています!
特に言わなければならないというようなものでもないですが、やはり言ってあげると親切心が伝わって良いと思います。
また、「Bless you」とあなたが言われた場合は、きちんとありがとうを返しましょう。
NG行為② 後ろにいる人にドアを開けてあげない
ドアを通った時、日本では後ろの人にドアを開いておいてあげるのでしょうか?全て自動ドアな気がして想像出来ません(笑)
カナダでは多少距離が離れていても、ドアを開けて待っていてあげるという風習があります。
実際に9年間カナダに住んでいる私からすると、目の前でドアを通った人が気遣いをせずに素通りすると、あまり良い気分はしません。
私はドアを開けるときは誰も後ろにいなくても、後ろに手を伸ばして出来るだけ長くドアが開いているようにすることが多いです。もはや癖のようなものですね。
あなたもドアを通るときはうしろの人に配慮して、開けていてあげましょう。
NG行為③ 「Thank you, No problem, Excuse me, Sorry」を言わない
- Thank you
- No problem
- Excuse me
- Sorry
カナダの日常でのちょっとした出来事などで、咄嗟にこの4つの言葉が使えないと少し失礼な人に見えてしまうかもしれません。
相手に嫌な印象を与えないためにも、この4つの言葉はマスターするといいかもしれません。
「Thank you」は相手が少しでも親切にしてくれたり、店員さんからコーヒーを受け取った時など、ちょっとした時に伝えることを意識しましょう。
「No problem」は感謝を伝えられた時に言いましょう。 また、「No Problem」は少しカジュアルなので、目上の人に対して、またはフォーマルな場面では「You’re very welcome」や「My pleasure」などを使うと良いかもしれません。
「Excuse me」は「失礼します・しました」という意味で、知らない人に話しかけるとき、人ごみの中を通るとき、または自分がゲップやくしゃみをしてしまった時などに使います。
「Sorry」は謝罪の言葉ですが、カナダ人は直ぐ謝ることで有名です。ちょっとしたことでも「ごめんね!」くらいの軽いノリで反省の意を伝えましょう。
【3段階で解説】カナダ在住の高校生が教える、カナダで学生がやってはいけないNG行為! まとめ

【最重要】絶対にやっては行けないこと
- 安全に関わるNG行為
- 地安の悪い場所に行く
- 夜中に一人で出歩く
- 喫煙をしている子と友達になる
- 法律に関わるNG行為
- 公共の場での飲酒
- 室内での喫煙
- 10歳以下の子供を1人にさせる
【重要】これらのマナーには気を付けよう!
- レストランやお店でのNG行為
- チップを払わない
- レストランでウェイターを急かす
- 食事のマナーが悪い
- 初めて話す人とのNG行為
- マイクロアグレッション
- いきなり踏み込んだ話をする
- デリカシーのないジョーク
【大切】これが出来たらカナダ人の仲間入り!?上級者向けのマナー
- 通行するときのNG行為
- 周りの人との距離が近すぎる
- 車を警戒していない
- 計画的にトイレに行かない
- 公共の場でのNG行為
- Bless youを言わない
- 後にいる人にドアを開けてあげない
- 4つの言葉を言わない
以上が、カナダ在住の高校生が教える、カナダで学生がやってはいけないNG行為でした!

私の思うカナダでのマナーを全て凝縮したら長くなってしまいました(笑)
一つ一つの項目でもう少し気になるところがあったかも知れませんが、これからの記事で詳しく書いていくつもりです。
また、マナーを守ることは大切ですが、あまり考えすぎてもストレスになってしまいます。一応頭に入れておく程度の感覚で大丈夫ですので、カナダライフを楽しみましょう!
次の記事:カナダ在住の高校生が伝える、カナダで友達を作る方法と友達の選び方!
週に一度の投稿を目指しているので、ぜひ読んでみてください!
著者 プロフィール
私、アボカドは小学校2年生の頃カナダのトロントに移住してきて現在高校2年生です。カナダの現地校と日本語補習校を両立しながら勉強しています。
このブログでは、
「包み隠さずリアルを届ける、カナダ在住の高校生の本音。」
をコンセプトに私がカナダで経験したことを元に考えたことや思ったことを正直に伝えます。
子供としてカナダで育ってきたからこそ提供できるオリジナルな視点で情報をお届けします!

もしご質問や記事にしてほしい内容などがありましたら、ぜひコメントください!
筆者の経験したことのある内容であれば、出来る限り記事にします!



















ありがとう!参考になりました。