カナダと日本の教育の違いとは?カナダ在住の高校生が徹底解説!!

カナダの教育は、国際的な学力調査PISAでも2023年では6位というかなり高い順位を獲得している程の高いクオリティを持つ国の一つです。

教育水準の高さが認められ、留学先としても有名なカナダですが、さて、カナダの教育とは一体どういうものなのか、日本の教育とも比較しながら掘り下げていきましょう!

この記事の最後には、両国の教育を受けたことのある私だからこそびっくりしたカナダの学校のことも話しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!!

この記事は次のような人に特におすすめします!

  • カナダの学校がどんな感じなのかわからない
  • カナダの学校に留学/転校をする予定だけど不安
  • カナダと日本の教育にどんな違いがあるのか知りたい

日本とカナダの教育制度の違い

カナダ全体の教育制度

カナダは9月入学

一般的に日本の学校は4月から始まり、3月に終わりますが、カナダの学校では9月に始まり、6月に終わるのがほとんどです。

また、日本の高校のほとんどは3学期制を取り入れていますが、カナダの高校のほとんどは2学期制になっています。

公立が9割

実は、カナダの小学校から高等学校の9割以上は公立学校!

そして、公立高校に入るのには、入学試験などのテストも必要ないので、地元の子供たちのほとんどが公立高校に通っています。

義務教育の学費は全額無料

カナダの義務教育期間は6歳〜16歳の10年間です。 (州によって異なる場合があります)

そして、カナダの公立学校は永住権や市民権を取得している人に限り学費が必要ありません!!ただし、私立学校の場合は学費を払う必要があります。

留学生は公立学校でも高い学費を払わなければいけません。

オンタリオの教育制度

教育は州ごとが管轄

カナダの教育制度は、各州によって決められています。

日本は文部科学省が教育制度などを定めていますが、カナダの政府には、そういった教育省などはなく、全国に定められた細かい教育制度もありません。

スクールボード(教育委員)

カナダにはスクールボードといわれる教育委員会があり、各地域の公立教育を管理、運営しています。

州によっても呼び名が変わっていて、スクールディストリクト、スクールディヴィジョンなどと呼ばれています。

学校によって通う年数が違う

カナダの学年の区分け方は州や学校によって全くもって異なります。

カナダの学年はグレードに分かれていて、グレード1(小学1年生)からグレード12(高校3年生)までとなります。

  • 小学校→グレード1-5
  • 中学校→グレード6-8
  • 高等学校→グレード9-12

学校によって小・中一貫校であったり、中・高一貫校であったりするので、日本の学年制度と比べるとかなり複雑に思えるかもしれません。

学校と親の関係

PTAは任意

日本の学校に通っている子供をお持ちの親御さんなどにはなじみのあるPTAですが、実はカナダの学校では、PTAは全て任意での参加になります。

手伝いたい人はどうぞ手伝ってくださいという感じなので、これは親御さんの方たちにとっては嬉しいことなのではないでしょうか?

ハットグ

そんな自由なPTAの組織の中では、いつの間にか役員が決まっているなんてこともしばしば….

学校イベントは基本生徒主体

カナダの学校では、ほとんどの学校行事は生徒が主体となって動いています。

イベントの企画、実行はすべて生徒自身が行い、時にはDJや司会者などの役も担います。

カナダは親バカ!!

これは学校だけに限らずですが、カナダという国はかなり親バカなのです。

実は、12歳までは通学の際も親か保護者の送迎が必要になります。

しかし、高校生でも親の送迎で通学している子はたくさんいて、個人的には親バカだなと思います。

小学校までは放課後の子供同士の遊びの際も、親の付き添いのもと遊ぶという決まりがあります。

ハットグ

そう考えると、日本のテレビ番組「はじめてのおつかい」はカナダの人たちにとってかなり驚かれるかもしれないですね

学校生活の違い

校則が自由

恰好・通学バッグは自由

日本の道中を歩いていると、よく制服を着た学生やみんな一緒の通学カバンを持っているのを見かけると思いますが、カナダではそういった決まった服装、決まった通学カバンなどはありません。

もちろん私立の学校になると制服などはありますが、ほとんどの公立学校は指定制服などはないので、生徒一人一人その日に着たい服を着ます。

もちろん、メイクや髪染め、ピアスなどのアクセサリーの着用も自由です!!

授業中に飲食は普通

「水分補給は休み時間中にしておくこと」と学校で習ったことが皆さんあると思いますが、カナダの学校は授業中の飲食がOKなんです!

先生がお昼ご飯を食べながら授業をしているなんてこともあります(笑)

そんなことが許されちゃうので、お昼時間に近くのショッピングモールに行ってタピオカを学校に戻ってくる前に買ってそのまま授業を受ける子もいました。

ただ、稀に食べ物はダメ!という先生がいるので、そこは気を付けましょう。

部活動

カナダは春秋冬によってやっている運動部が変わります。(夏は夏休みになるので部活はありません)

私はグレード11の時に陸上部、バドミントン部に入って、グレード12はクロスカントリー(トライアスロンの陸上だけのもの)、そして今はレスリングをやっています。

このように入れる部活の数に制限はなく、自分の入りたい部活に何個も入ることができます!

しかし、同じ時期に二個以上の運動部の掛け持ちはできないので、もし、自分のやりたい部活が同じ季節にかぶっていたらどちらかをあきらめなきゃいけませんㅠㅠ

放課後や休日の過ごし方

カナダで塾に通う生徒は少なく、高校生になると、部活動や友達とダウンタウンに行くなどをして、それぞれ自由に過ごしています。

土日などの休日は、家族の時間を大切にしている人や、教会に行ったり、友達の家でパーティーなど、人それぞれ違った過ごし方をしています。

ここはほとんど日本と変わりはないですね^^

両国の教育を経験した私がびっくりしたこと

教材などはすべてレンタル

そもそもほとんどの教材がオンラインで提供されるうえに、教科書はレンタル制です。

ハットグ

レンタル制ゆえに歴代の高校生の落書きをよく目にします。

掃除がない

実はカナダの学校には放課後の掃除の時間が存在しません。

カナダの学校にはケアテイカーと呼ばれる清掃員の方々がいて、毎日学校を掃除してくれます。

保健室がない

カナダの学校には、保健室も保健室の先生もいませんㅠㅠ

じゃあ、もし体調が悪くなった時はどうするの?けがをしたらどこに行けばいいの?と思いますよね? 

カナダの学校では、体調が悪くなった場合、即帰宅です!学校側が親に連絡をして、許可が出ればかえって良しとなります。

また、切り傷や擦り傷などの軽いけがであれば、体育の先生もしくはメインオフィス(職員室)に絆創膏をもらって処置をします。

時間割は基本選択制(高校のみ)

カナダの高校は、時間割を自分たちで決めます。もちろん、必須科目などはありますが、その他の時間割の授業は生徒自身が決めます。

そして、嬉しいことに選択科目の種類は日本とは比べ物にならないほど、たくさんあります。

日本の専門校にあるような、マーケティング、ダンス、工業から黒人差別の授業まで豊富な授業がそろっています。

ハットグ

特に私が驚いた授業は木彫りの授業と筋トレの授業です。

夏休みの宿題がない

嬉しいことにカナダには夏休みの宿題というものが存在しません!!

夏休みは2か月とかなり長いうえ、宿題もないので、これは学生にとっては嬉しいですよね。

天気が悪くてもお構いなし

皆さんもご存じの通り、カナダは寒いです!!

どんなに寒い日でも学校は当然あります。人が死ぬレベルの吹雪がない限りは学校は休みになりません。

日本だったらちょっと積もったら休校になったりしますが、カナダは普通に学校をやっちゃいます。

親御さんの気持ちを考えたらほんときついですよね。。。

カナダの教育ってどんな感じ?日本の教育と比較しながら徹底解説!!まとめ

カナダ全体の教育制度

  • 9月始まり6月終わり
  • 公立学校が9割
  • 現地生徒の公立の義務教育費は無料

オンタリオの教育制度

  • 州ごとに教育を管轄
  • 学校によって学年の区分け方が違う
  • スクールボードが公立教育を管理・運営

学校と親の関係

  • PTAは任意
  • 学校行事の手伝いも任意
  • 12歳までは学校の送迎が必要

学校生活

  • 恰好や通学バックなどが自由
  • 授業中の飲食可〇
  • シーズンによって入れる運動部が変わる

カナダと日本の教育の違いを分かってもらえたでしょうか?

思っていた以上に違うところも意外にも似ていたところがあったと思います!

カナダに留学や移住をする際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください!!

次の記事:留学とは?留学の種類やメリットなど、留学の基礎知識をわかりやすく解説!難しくてよくわからない人へ!

週に一度の投稿を目指しているので、ぜひ読んでみてください!

著者 プロフィール

私、ハットグは高校1年生の頃カナダのトロントに留学してきて現在高校3年生です。トロントの現地校に通っています。

このブログでは、

「包み隠さずリアルを届ける、カナダ在住の高校生の本音。」

をコンセプトに私がカナダで経験したことを元に考えたことや思ったことを正直に伝えます。

子供としてカナダで育ってきたからこそ提供できるオリジナルな視点で情報をお届けします!

ハットグ

もしご質問や記事にしてほしい内容などがありましたら、ぜひコメントください!

筆者の経験したことのある内容であれば、出来る限り記事にします!

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