【海外のジョーク】カナダの冗談は笑えない?種類別カナディアンジョークとあるある紹介

今回は日本とは全く違うカナダの冗談の文化について話していきたいと思います。

カナダに来た際、初めてのカナディアンジョークになんと反応して良いのか分からず、とりあえず愛想笑いでその場を切り抜けるというのは留学あるあるですよね。

現地の人との関係を気づく上で、彼らのジョークを理解し、使えるようになることは思った以上に大切です。

そこで当記事では良く使われるジョークや冗談を言う時に気を付けるべきことを紹介していきたいと思います。

リアルな具体的例を使って細かい言葉遣いまで解説するので、カナダに来た際はぜひ参考にしてみてください!

若者の間で使われるジョーク

いじりネタ

私の周りで一番多く耳にするジョークがその人の偏見などを使って馬鹿にする、いじりのような冗談です。

これは身内ネタとして使うことが多く、仲の良い友達と言い合うような冗談です。

例①

友達のジェームズ君がローズという女の子にフラれてしまいました。時間が経っても未練たらたらのジェームズ君が感傷に浸っている横で、私とその友達が、

アボカド

James everytime he sees a flower.

花を見るたびにこうだよ。(彼女の名前がローズだから)

ともだち

James everytime he sees a blond girl.
金髪の女の子を見かける度にこうなんねん。(ローズが金髪だから)

アボカド

James when he sees woman.

もはや女の子見るたびに思い出してね笑。(ローズが女の子だから)

例②

超天然の白人の友達アイヴァンが無意識に差別的な発言をしたときは、

アボカド

Ivan trying not to be racist challenge impossible.

アイヴァンが差別発言慎むの不可能説ある。

ともだち

White people when they promote white supremacy smh.

白人が白人至上主義布教しようとするとこうなんねん(呆れ

「smh」は shake my head の略で、首を横に振る動作を意味しています。呆れを表すために使われます。

こんな具合で仲の良い友達の間で言い合ういじりは頻繁に会話に出てきます。

人種やお国柄のネタを使った皮肉

多様化した社会でしか言い合えない、人種の偏見や傾向を使ったジョークはあなたもカナダで嫌というほど聞くことでしょう。

海外のスタンドアップコメディーでは、人種による偏見を使った笑いは想像以上に人気です。

そういった冗談が嫌な人ももちろんいるので、気を付けるべきですが、個人的にはそのくらいの冗談も受け入れられるフランクさを持っていると良いと思います。

例①

イギリスなまりの英語を耳にすると、

アボカド

Kan I get a bo’oh’o’wa’er?

ペットボトルの水をもらえませんか?(イギリスなまり)

ともだち

Uhhh, no you may not get a BO’OH’O’WA’ER MATE.

友よ、ペットボトルの水なんてあらへんで。

アボカド

Bloody Hell, I need a BO’OH’O’WA’ER!!!

クソ~!ペットボトルの水がいるんじゃ!

典型的なイギリス英語で使われる言葉を使いながら、「bo’oh’o’wa’er(Bottle of water)」のイギリスなまりを強調して言うことで、なまりを馬鹿にしているという状況です。

カナダ人とイギリス人、アメリカ人の間では英語の発音に関して変なライバル心を持っているので、お互いのなまりや言い回しを馬鹿にする風習などがあります。

例②

北米では超有名なファミリー・ガイと言うギリギリのラインを攻めるカートゥーンがあります。

この動画はファミリー・ガイの人種差別ジョーク集です。

日本だったら放映禁止ですね(笑)

英語のリスニングを鍛えつつ、北米のジョークに慣れておきたい人なら、ファミリー・ガイはすごくおすすめです。

ちなみに、この二分ちょっとの中に出てきたジョークを半分でも理解できていれば、カナディアンジョークの才能ありと言えるでしょう!!

ミーム

ミームと言うのは世間が面白いと思う画像や動画が拡散されていく文化のことを言います。

簡単に言うと、ネットで拡散された面白画像のことです。

私の周りの友達は大のミーム好きが多く、いつもミームを元に冗談を言っています。

アボカド

元ネタを知らない私は置いてけぼりですが。。。

きちんとした意味を持つミームもあれば、私の友達が面白いと思うようなまったく意味の分からないミームもあります。

カナダでは若者の間でミームを送り合う習慣があるほど人気です。日本で可愛い動物の動画やインスタで見つけた面白いリールをシェアする文化と似ています。

例①

まずは、分かりやすいコロナをネタにしたものから紹介します。

←お支払方法を選択してください。

↓自粛生活18日目。犬をヘリウムで膨らませてみた。

例②

次は、友達に面白いミーム送ってと言って送られてきた、上級者向けのミームを紹介します。

これに関しては、最初は意味が分からなくて当然なので、安心してください。

マッスルスティッチ:走ったり歩いたりするとき、脇腹に感じる鋭い痛みのことを指しています。筋肉の繊維が…

画像:マッスルスティッチ

先生

初心者はピンク・ストライプのハイソックスから初めて、少しずつ頑張っていきましょう。

生徒A

俺間違えたクラス来たかも。プログラミングの授業ってどこ?

生徒B

これがプログラミングの授業だよ。

このジョークはほとんどのフェムボーイがプログラマーだという冗談交じりの偏見から出来たミームです。

説明すると長くなるのでやめておきますが、このジョークが分かった方は相当のやり手です。。。

おまけ

実は、日本のCMは海外の人に大人気なんです!!!

日本の面白いCMが北米のミームカルチャーとして見られているの、少し不思議ですね。

私の知っている、北米でバズった日本のCMを一つ紹介するのでぜひ見てみてください。動画のコメント欄に行くと、英語のコメントばかりですよ。

ダッドジョーク

”Dad Jokes”は直訳するとおやじギャグ。つまり、お父さんが言うしょうもない冗談のことを指します。

北米に住む人にとってもしょうもない冗談ですが、日本人からすると特につまらないです。

カナダではスベリ芸のように使われることが多く、しょうもないことが面白いタイプの冗談です。

何か冗談を言ってと無茶ぶりをされるときは、このようなジョークを一つや二つ覚えておくと良いです。

面白いことが面白いジョーク、ある意味最強かもしれませんね(笑)

例①

まずは簡単なものからです。

“My wife said I should do lunges to stay in shape. That would be a big step forward.” うちの嫁が運動はランジがおすすめだって。ダイエット成功への大きな第一歩だね。

“A skeleton walks into a bar and says, ‘Hey, bartender. I’ll have one beer and a mop.” 骸骨がバーに入ってマスターにこう言った「マスター、ビールと雑巾。」

“What does a sprinter eat before a race?” “Nothing, they fast!”            陸上選手がレースの前に食べるものは何でしょう?「何も!彼らはファーストするんだよ!」(ファースト:速い意味と断食の意味が掛けられている。

どっちも例②

次に、日本語に直訳できないような、英語の発音を使ったダッドジョークを紹介します。

“What do a tick and the Eiffel Tower have in common?” “They’re both Paris sites.”   ダニとエッフェル塔の共通点は?「どっちもパリ・サイトなんだよ」         (英語ではParis siteとParasiteの発音が一緒に聞こえる)

“What do you call a factory that makes okay products?” “A satisfactory.”       悪くない製品を作るファクトリーのことをなんと呼ぶ?「サディスファクトリーだよ。」(Sadisfactory:満足な、申し分ない)

“What did the janitor say when he jumped out of the closet?” “Supplies!”       クローゼットから飛び出て来た家政婦はなんて言ったと思う?「サプライス!」 (SurpriseとSuppliesを掛けている)

気を付けるべきこと

少し真面目な話になりますが、このセクションではカナディアンジョークの一線について書いて行こうと思います。

偏見や人種がもとのネタを本人たちに向ける

偏見や人種がもとのネタは日常的に使われます。別の国をバカにしたり、性別で冗談を言ったり、時には自分たち自身のことを自虐したり。

ですが、それを笑ってくれる人と同じ数だけ、不快に思う人がいることも理解しなければ行けません。

調子に乗って公共の場でそういったジョークを言ったり、初対面の人に言ったりするのはやめましょう。

特にそのジョークがターゲットされた人種や国の人に言うことはタブーです。

アボカド

カナダでは表現の自由が重要視されている分、ヘイトスピーチと捉えられる発現には法律も世間も厳しいです。

その人との関係によってどこまでやってよいか決まる

当然のことかも知れませんが、相手との関係によってどこまでのジョークを言って良いのか変わります。

仲が良いからと言ってなんでも言って良いわけではないですし、そこまで距離が近くないからと言って踏み込んだジョークを言っていけないわけでもありません。

一人一人の価値観や性格を考えながらコミュニケーションを取ることは思った以上にカナダでは大切です。

なお、日本のように上下関係によって冗談を慎まなければいけないなどと言ったマナーはありません。むしろビジネスのシーンでも軽く冗談を言って笑いを取れる人は重宝されます。

アボカド

仕事の求人に「Person with sense of humor(笑いのセンスがある人)」なんて書いてあることもあります。

それほど北米でジョークが言えることは重要で難しいこと、ということでしょう。

宗教や文化的習慣、暗い歴史に関するネタはライン越え

最後にカナダでは絶対に禁止のネタの一線がどこなのか、はっきりさせておきたいと思います。

まず、宗教や文化的習慣に関してです。

日常会話でも掘り下げて話すことが憚られるこのジャンルは、ジョークのネタとして使うにはあまりにも非常識です。

次に、暗い歴史に関するネタ。

黒人の奴隷制度についてや、ナチ党の大量虐殺、先住民の土地の占領、このような暗い歴史に深くかかわったネタも控えたほうが良いです。

たまに、このようなことをネタにしたブラックジョークも聞きますが、聞いている人がどんな立場にあっても不快になることの方が多いので、やめておきましょう。

あなたも、原爆をネタにして人が笑っていたら嫌ですよね。。。

その感覚と似たようなものです。

海外のジョークあるある

そもそも日本と北米の笑いは違う

前置きですが、北米と日本とではそもそもジョークの使われ方が違うのです。

北米では先生や上司の目上の人とも気軽にジョークを言い合いますし、初対面の人とも冗談を交えて話すことが多いです。

ビジネスに置いてもジョークを使うことによって、クライアントに良い印象を与えたり、その場の雰囲気を盛り上げたりします。

日本と北米のジョークのもう一つの大きな違いは、冗談の質です。

北米のジョークは宗教、政治、エンタメの有名どころ、文化、お国柄、あるある等について知っていなければ行けないということです。

カナダ人の言うジョークには元ネタがあることが多く、ある程度の教養がないと意味が分からないことがあります。

アボカド

私自身カナダに長いこと住んでいますが、カナダ人の冗談に完全についていけるようになったのは最近からです。

本音か冗談か分からない

カナダ人はサーカズム(皮肉や嫌味)を良く言います。それが真顔だったり、唐突だったりすると、本気か冗談か分からず戸惑ってしまう時があります。

大抵の場合、

「Just kidding」「I’m just playing」「It’s a joke」

なんてことを言ってくれます。

それが無かったときは、相手に聞いてみることです。

「You’re just kidding」「Are you serious?」

などと聞き返してみましょう。本気の時は、本気だと伝えてくれるはずです。

そもそも意味が分からない(とカナディアンジョークマスターまでの5ステップ)

大抵の場合、カナダに来たばかりの日本人がカナディアンジョークを理解できるかと言うと、出来ないことがほとんどです。

冗談を言っているのか、笑うべきかすら分からない人も多いと思います。

特に、カナダ人はカナダ人同士でも分からないような冗談を言ったりすることがあるので、特に分かりにくいです。

そこで、カナディアンジョークを理解し、マスター出来るまでの5ステップを考えてみました。

1.まずは、笑うタイミングを把握する

相手がいつ冗談を言ったか、どのタイミングで笑うべきかを把握することから始めましょう。

2.ジョークの意味を理解する

笑うタイミングを掴んだ後は、意味を理解出来るようになるのが次のステップです。意味が分からなかったときは、聞きましょう。

3.ジョークを言うときの雰囲気や言葉遣いを把握する

ジョークを言うタイミング、言葉遣いや口調に特徴はあるか、上手い返しをしている人がいればその人はなんと言ったのかを意識して聞いてみましょう。

4.実際に言ってみる

ここまで来たら実践あるのみです。身内で日常会話をしている時に、さりげなく思いついたジョークやその場を盛り上げることのできそうなフレーズを思い切って言ってみましょう。

これを繰り返していくと、段々とコツがつかめてきます。

5.トライ&エラー

少しずつジョークを言えるようになって来たら、後は言いまくるだけです。

アボカド

時には滑り、時にはツボリ、時には無視され、それでもジョークを言い続けた人が、真のカナディアンジョークマスターになれるのです!!!

【カナダ在住高校生が解説】カナダの冗談は笑えない!カナディアンジョークはどこまでが一線? まとめ

若者の間で使われるジョーク

  • いじりネタ
  • 人種やお国柄のネタを使った皮肉
  • ミーム
  • ダッドジョーク

気を付けるべきこと

  • 偏見や人種がもとのネタを本人に向ける
  • 関係によってどこまでやって良いか決まる
  • 宗教や文化的習慣、暗い歴史に関するネタはライン越え

カナディアンジョークを聞く前に知っておくべきこと

  • そもそも日本と北米の笑いは違う
  • 本音か冗談か分からない時は大体冗談
  • そもそも意味が分からない

カナディアンジョークマスターへの5ステップ

  1. まずは笑うタイミングを把握
  2. ジョークの意味を理解
  3. ジョークを言うときの雰囲気や言葉遣いを把握
  4. 実際に冗談を言ってみる
  5. トライ&エラー

以上がリアルなカナディアンジョークの紹介と解説でした!

北米のジョークは豊富な語彙、知識、言い回しを兼ね備えていなとマスター出来ないものなので、理解できるかによって英語力の指標にもなります。

なによりジョークを理解できるようになると友達との会話が何倍も楽しくなるので、ぜひこの記事を参考にして実践してみて下さい!

次の記事:全ての日本人に知ってほしい、カナダのマルチカルチャリズム(多文化主義社会)について

週にに一度の投稿を目指しているので、ぜひ読んでみてください!

著者 プロフィール

私、アボカドは小学校2年生の頃カナダのトロントに移住してきて現在高校2年生です。カナダの現地校と日本語補習校を両立しながら勉強しています。

このブログでは、

「包み隠さずリアルを届ける、カナダ在住の高校生の本音。」

をコンセプトに私がカナダで経験したことを元に考えたことや思ったことを正直に伝えます。

子供としてカナダで育ってきたからこそ提供できるオリジナルな視点で情報をお届けします!

アボカド

もしご質問や記事にしてほしい内容などがありましたら、ぜひコメントください!

筆者の経験したことのある内容であれば、出来る限り記事にします!

2件のコメント

とても興味深い記事ですね。私のオヤジギャグは子供には無視されてます笑。ジョークを飛ばすときには、相手への気遣いも必要です。相手によってジョークとして扱われない場合もありますし、一線を超えないことは大事ですよね。数年前の話ですけど、ダウンタウンの笑ってはいけないにて、浜田さんがブラックフェイスによって海外からも批判の声が上がり、炎上しました。タブーなものに触れることによって笑いを取ることの不快とともに、ジャニー喜多川氏の性加害問題については触れようとしないテレビ局が黒塗りにはストップをかけないことに疑問を当時持ちました。今思うとジョークを飛ばすのは難しいものですね笑。
これからもこういったトピックについて深堀りすることはとても良いと思います。今後のブログ投稿に期待を寄せています。

またまたコメントありがとうございます!
カナダの高校では試験期間で忙しくしていたこともあり投稿できていませんでしたが、今週夏休みに入ったのでまた投稿していきたいと思います。
次の投稿は二日後になるので、ぜひ楽しみにしていてください!!!

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